【準備】シングルマザーを目指す方へ
シングルマザーへの覚悟
今、シングルマザーとして生活したい、夫と離婚して自分一人で子育てしながら生活したいと思われている方もおられるでしょう。シングルマザーになるには、手続きして離婚が成立すればシングルマザーになることはできます。しかし、本当にシングルマザーになって一人で子育てする自信がありますか?
シングルマザーは、みな大きな悩みや苦しみを抱えながら生きています。もちろん誰しも悩みの一つや二つあり、それぞれがそれぞれの立場で苦しんだり悩んだりしていますが、シングルマザーになった方の中には、本当に大変な思いをされている方も大勢います。シングルマザーとして子育てしていくには、並大抵の決意や覚悟ではできません。子供も両親が離れ離れになり、少なからず小さな心に大きな悩みを抱えることになります。
シングルマザーになりたいではなく、シングルマザーとして生活する方が今よりもずっと幸せであり、その苦労は今抱えている辛さなんかなんでもないというような状況であれば、シングルマザーとして新しい一歩を踏み出すのも良いのではないでしょうか。その時の感情や、一瞬の判断で決めることではありません。
シングルマザーになる準備
あなたがシングルマザーとして生きて行こう!と決めたら、まず何をすればいいでしょうか?現在夫が健在であり、同居している場合は夫との離婚を成立し、親権を勝ち取らなければなりません。しかしそれよりもまずは、離婚後の環境を整えておくことが重要です。住まいはもちろんのこと、仕事も離婚してから見つけるのではなくできれば離婚前に見つけておく方が良いでしょう。
子供に対する手当等の手続きは、離婚が成立してシングルマザーにならなければできないこともありますので、これは後回しで。当然ですが、物心ついたお子様には両親の離婚について、これから父親が居ない生活になるということを説明しておかなければなりません。
手続き等について
先ほども述べましたが、シングルマザーになると国からもらえるさまざまな手当に申請することができるようになります。シングルマザーでなくても申請できる子供手当はありますので、それはそのままもらうとして、他にも母子家庭・父子家庭への手当もありますので、いろいろ調べてみましょう。
子供の親権については、父親側が親権を主張してくることもあり、離婚が思わぬ形で手間取ることも考えられます。離婚専門の女性弁護士を見つけておくと良いでしょう。
明るい未来へ
シングルマザーに対して世間では、可哀想・気の毒・辛い・貧乏などマイナスのイメージを抱いていることが多いですが、結婚生活が破たんしている、それによって精神的に痛めつけられている等の場合は、結婚生活を続けることが必ずしも良いとは限りません。シングルマザーとなって明るい未来を想像できるのであれば、それは決してマイナスではないのです。
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