【シングルマザーがもらえる手当】児童手当について
児童手当とは?
児童手当は、児童を育てる保護者に対して、主に行政から支給される手当のことを言います。いくつかの国で実施されており、日本では、1972年度から「児童手当」又は「子ども手当」という名称で実施しています。児童手当は、シングルマザーやシングルファーザーへの対象手当ではなく、子供のいる家庭全てに支給される権利があります。
支給対象者について
0歳〜15歳の国内に住所がある子供に対して支給されます。15歳とは、中学校卒業の年度末までを意味しています。よく勘違いされますが児童手当とは、親への支給ではなくあくまでも子供に対して支給されるものなのです。
支給額について
支給対象年齢 | 支給額(月) |
0歳~3歳未満 | 15,000円 |
3歳~小学校修了前 | 10,000円(第1子・第2子) 15,000円(第3子以降) |
中学生 | 10,000円 |
所得制限世帯(約960万円以上) 所得制限の詳しくは別 |
5,000円 |
申し込み方法
お住まいの地域で、申し込み方法や申請方法が違う場合がありますので、必ずお住まいの市役所に確認を行って下さい。一般的には、児童手当をもらうには、子供が産まれたらまず「認定請求書」を提出します。児童手当は基本的には申請した翌月からもらえて、申請し忘れていてもさかのぼってもらうことは出来ないので、忘れないように早めに手続きをしましょう。
申請に必要なものは、
- 個人番号(マイナンバー)(2016年1月より必要)
- 印鑑
- 申請者名義の預金通帳やカード等口座が確認できるもの
- 申請者の健康保険証のコピー
- 所得証明書
ただし、指定できる口座は、申請者名義の普通口座に限りますので、児童名義の口座や貯蓄口座は指定できません。赤ちゃんが生まれたり、他の市へ引越ししたりした場合は児童手当を出す必要があるので、市役所等に相談しましょう。
支給の時期
支給は年間3回行われます。毎年6月(2月〜5月分)、10月(6月〜9月分)、2月(10月〜1月分)が、指定の口座に振り込まれます。
所得制限等
児童手当をもらうには、所得制限があります。以下の表を参考にしてください。
扶養親族などの人数 |
所得額 |
収入の目安金額 |
0人 |
630万円 |
約833万円 |
1人 |
668万円 |
約876万円 |
2人 |
706万円 |
約918万円 |
3人 |
744万円 |
約960万円 |
4人 |
782万円 |
約1000万円 |
※5人目以降は、ひとり増えるごとに所得額に38万円を加算します。所得制限額を越えている場合は、子供の人数や年齢には関わらず、子供一人当たりに対して月額5,000円が支給されます。
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